LoveLove世界遺産~旅行先は見たい世界遺産で決めよう~

2018年4月に世界遺産検定2級合格したことをきっかけに始めました。日本・世界各国の世界遺産を取り上げるブログです。国内・海外旅行で「どこに行こうか迷う。決め手が欲しい」そんなときの参考にどうぞ!

日本の世界遺産4 ル・コルビュジエの建築作品(1)

近代建築運動の世界的な伝播と実践を示す建築。

それがル・コルジュビエの建築作品です。

 

スイス出身の建築家で、7カ国に点在する17の建築作品から構成されている世界遺産です。

複数の大陸にまたがっていることもあり、世界で初めてのトランス・コンチネンタル・サイトでもあります。

 

近代建築の3大巨匠に数えられるル・コルジュビエは「近代建築の五原則」や「モデュロール」などの新たな概念を打ち出し、20世紀以降の建築に大きな影響を与えました。

また公共住宅や都市設計にも優れた手腕を見せており、わたしたちにも身近なピロティは、フランス語で杭をあらわし、建物の一階部分を柱にして建物を支えることで、空中に浮くような軽やかな造形を生み出す工法。

フランスにある代表作であるサヴォア邸に見られるほか、日本の国立西洋美術館にも採用されています。

 

国立西洋美術館は実業家の松方幸次郎が1920年代までに収集し、戦後フランスに押収されていた「松方コレクション」と呼ばれる西洋美術品を展示する目的で建設されました。

専用の美術館建設がフランスからの寄贈返還の条件であったこともあり、日本政府はる・コルビュジエに建築を依頼し、1959年に開館しました。

 

無限成長美術館」という概念が採用され、巻貝が中心から外側に向かうように、展示作品が増えても外側に展示室を追加できる構造になっています。

天井の高さや間隔、外壁のタイルのサイズなどは前述のモデュロールに従っており、美的な調和と快適性をあわせもつ展示空間となっています。

 

次回はる・コルビュジエの建築作品の中でも主な構成遺産をご紹介します。

お楽しみに!