LoveLove世界遺産~旅行先は見たい世界遺産で決めよう~

2018年4月に世界遺産検定2級合格したことをきっかけに始めました。日本・世界各国の世界遺産を取り上げるブログです。国内・海外旅行で「どこに行こうか迷う。決め手が欲しい」そんなときの参考にどうぞ!

世界遺産の基礎知識14・危機遺産とは何か?

世界遺産リストに記載されている遺産が、自然災害や紛争、戦争による遺産そのものの破壊、都市開発や観光開発による景観破壊、密漁や違法伐採による環境破壊などの重大かつ明確な危険にさらされている場合、「危機遺産リスト」に登録されます。

 

危機遺産とは「危機にさらされている世界遺産リスト(危機遺産リスト)」に記載されている遺産のことで、世界で最初の世界遺産が誕生した翌年の1979年には、地震の被害を受けたモンテネグロの『コトルの文化歴史地域と自然』が初めて危機遺産リストに登録された。

 

危機遺産リストに登録された場合、遺産の保有国は保全計画の作成と実行が求められます。その際には、世界遺産基金の活用や各国の政府、民間機関などからの財政的・技術的援助を受けることが可能になります。

 

世界遺産の顕著な普遍的価値が損なわれたと判断された場合は、世界遺産リストから抹消されることもあります。2007年にオマーンの『アラビアオリックスの保護地区』が、2009年にドイツの『ドレスデン・エルベ渓谷』が、それぞれ世界遺産リストから抹消されています。

 

次回は世界遺産の基礎知識最終回になります。

無形文化遺産、世界の記憶についてみていきます。