LoveLove世界遺産~旅行先は見たい世界遺産で決めよう~

2018年4月に世界遺産検定2級合格したことをきっかけに始めました。日本・世界各国の世界遺産を取り上げるブログです。国内・海外旅行で「どこに行こうか迷う。決め手が欲しい」そんなときの参考にどうぞ!

世界遺産の基礎知識6・世界遺産条約履行のための作業指針に定められた「10の登録基準」とは?

前回に引き続いて、世界遺産に登録されるために必要な条件についてみていきます。

今回は自然遺産、文化遺産にそれぞれ設けられている共通の登録基準についてみていきます。

 

ローマ数字で表記しますが、この表記が世界遺産検定でもそのまま使われていますので、ぜひ覚えていってくださいね。

 

登録基準 ・・・文化遺産 ・・・自然遺産

(ⅰ)人類の創造的資質を示す遺産

(ⅱ)文化交流を証明する遺産

(ⅲ)文明や時代の証拠を示す遺産

(ⅳ)建築技術や科学技術の発展を証明する遺産

(ⅴ)独自の伝統的集落や、人類と環境の交流を示す遺産

(ⅵ)人類の歴史上の出来事や伝統、宗教、芸術と関連する遺産

(ⅶ)自然美や景観美、独特な自然現象を示す遺産

(ⅷ)地球の歴史の主要段階を証明する遺産

(ⅸ)動植物の進化や発展の過程、独自の生態系を示す遺産

(ⅹ)絶滅危惧種の生息地で、生物多様性を示す遺産

 

そして、両方の基準にまたがる遺産のことを「複合遺産」といいます。

 

これ以外にも、日本の原爆ドーム、ゴレ島など、世界遺産条約で定義されているものではありませんが、戦争や紛争、人種差別や奴隷貿易など、人類が歴史上で犯してきた過ちを記憶にとどめ、繰り返さないようにするための「負の遺産」と呼ばれる遺産があります。

 

この「負の遺産」だけは、登録基準「ⅸ」のみで登録されるのも特徴のひとつになっています。

 

次回は世界遺産登録に関わる機関についてご紹介します。

 

個々の世界遺産については、「世界遺産の基礎知識」をひととおり仕上げてからお届けしますので「つまらない・・・」「退屈すぎる・・・」というあなたも、もう少し辛抱していただけたら幸いです!