LoveLove世界遺産~旅行先は見たい世界遺産で決めよう~

2018年4月に世界遺産検定2級合格したことをきっかけに始めました。日本・世界各国の世界遺産を取り上げるブログです。国内・海外旅行で「どこに行こうか迷う。決め手が欲しい」そんなときの参考にどうぞ!

世界遺産の基礎知識2・世界遺産条約って何?

具体的な世界遺産について見ていく前に、やはり基礎知識は頭に入れておいたほうがスムーズに理解が進むと考え、「世界遺産の基礎知識。」というカテゴリーでご紹介しています。

 

今回は第二回のテーマ「世界遺産条約って何?」をお届けします。

 

世界遺産条約とは、全部で8章に分けられる38条で構成されています。

文化遺産と自然遺産を切り離すことのできない人類共通の財産としては保全・保護することを目的としています。

 

条約では、文化遺産や自然遺産の定義、世界遺産リストと国内機関の設置や立法・行政措置の行使、国際的援助などが定められています。

また、世界遺産を保護・保全する義務や責任はまず保有国にあること、世界遺産条約の締結国は国際社会全体の義務として、遺産の保護・保全に強力すべきであることも書かれています。

これは、世界遺産が特定の文化や文明、自然環境に属することを世界の国々が尊重しつつ、そうした世界遺産を人類全体の財産として守り伝えていくことを示しています。

 

さらに、教育・広報活動の重要性や、世界遺産に社会生活の中で機能・役割を与える必要性も書かれており、世界遺産条約は、世界遺産を過去のものと考えるのではなく、今まさに生きて意味をもつ遺産として残していくことを求めています。

 

 次回は「世界遺産誕生までの流れ」についてみていきます。

条約が施行されたとしても各国の足並みが揃わないと実現は難しいわけで、いかにして今日の世界遺産が成立するまでに至ったのか、歴史的な背景についてみていきます。